オーム電機 AS-N10AW-Kのシェード垂れ下がり対策



先日、自分の机で使うためにヨドバシ.comでオーム電機のOHM AS-N10AW-Kというクランプ式アームライトを購入した。

価格はポイント還元を入れると約1,800円(送料無料)ほど。18,000円ではなく、せんはっぴゃく円だ。中国製とはいえ、日本メーカー製品でこの価格は魅力的。もともとは山田照明のZライトが希望だったが、価格に躊躇した。

なお、このAS-N10AW-Kのようなクランプ式アームライトの形状は欧米などでは、およそ30年かそれ以上前からスタンダードなスタイルだ。つまり、このデザインはAS-N10AW-K特有のものではなく、ヨーロッパでは古くから普遍的なもの。よく見ると、Xファイルのシーズン1第7話の『機械の中のゴースト』でモルダーの旧友で元相棒のジェリー捜査官がお昼休みにオフィスへやって来たとき、捜査官らの並んだ机にこの形のアームスタンドが見える。モルダーとスカリーがワゴン売りのおじさんからサンドイッチとペプシ買ってるのも面白い。同じくシーズン1のEP17のE.B.E.で、モルダーの自宅アパートの机のライトもこのスタイルのデスクスタンドだった。盗聴器探しのため、日記帳で電球を割ってしまうあの場面。その後シーズン5あたりでもよく登場していた。

なお、同種のクランプ式アームライトをアマゾンで比較すると、無名の中国メーカー製品でも以下の価格ぐらいしている。

なおアマゾンでのOHM AS-N10AW-Kの価格はヨドバシより割高だったことが、ヨドバシで購入した理由である。

オーム電機は1955年創業の小型家電の老舗で、そこそこ名も通っており、ホームセンターでも多くの製品が並ぶ。とくに照明器具、懐中電灯では東芝やパナソニックといった大メーカーが製造する家電的なライトのみならず、デザインにも優れ安価で高性能な製品が多いのだ。


スポンサーリンク

さて、このOHM AS-N10AW-Kだが、全体的な品質は今のところ問題ない。安っぽいつくりは値段相応で責める理由にはなりえない。アーム、シェードいずれも金属。デスクに固定するクランプ基部は樹脂製だが、しっかりとした作りで机に固定される。

ではこのOHM AS-N10AW-K、いったいなぜ買うべきではないのか。

それはOHM AS-N10AW-Kのシェード(傘)基部のネジの固定がゆるくて、照射面が定まらないことが理由だ。

 

この位置でシェードを止めようと、いくらネジをきつく締めても・・・

手を離すと5秒くらいで、このように『くにゃ~っ』っと、ゆっくりと傾げてしまう。

もともと設計思想として、この位置に自動で自重を利用して戻るのかと思っていたが、商品画像を見ても、きちんと机に対して平行よりやや上向きに照射面が向いたうえで固定されている。ということはつまり、メーカー側もユーザー側も『垂れ下がる』のは意図しない動作なのである。

AS-N10AW-Kの傘が垂れるのはLED電球が重いから?

結論から言うと、電球をつけていない状態でも傘(シェード)は自重で下がる。電球の重さは無関係だ。

このAS-N10AW-Kは電球が別売のため、ユーザーが自分で電球の用意が必要だ。逆に言えば、その分安価な上に、すでに家にある電球や、自分の好きな色の電球をお好みで使える。なお、AS-N10AW-Kは一般的なE26口金タイプであれば、LED電球と白熱球のどちらも使用できる。電球を求める際は『E26』と表記された電球(LED電球or白熱)を買おう。

自分はホーマックの500円ほどの600ルーメンのLED電球を購入して装着。シェード部分の表面は、まったく熱くなっておらず、金属特有のひやりとした温度を保っている。LED電球自体も直接触ると、ほんのりと温かいだけで、危険な温度ではまったくない(ただしLED球の根元は、触り続けることができないほどかなり高温である。また白熱電球は高温で危険なため、絶対に触れてはいけない)。

AS-N10AW-Kのシェード垂れ下がり対策

さて、では自分が行ったAS-N10AW-Kのシェード垂れ下がり対策を紹介したい。分解がやや面倒だが、見た目は変わらないし、非常にオススメの方法だ。

まず、ヒンジ部分のネジをはずして、アームとシェード基部を分離させよう。シェード基部をアームから分離する事ができたなら、ネジと部品の間に切った厚紙片を挟んでしまおう。自分が使ったのは切った紙コップの紙片だ。

厚紙を挟んだら、元どうりに組みなおし、硬くネジを締め、ハンドルを回して固定し、24時間は様子を見てみよう。おそらく、シェードが垂れ下がることはないはずだ。なお、ハンドルは樹脂製なので強く増し締めしないように注意。

自分は24時間経過しても、うまく固定されており、垂れ下がり防止の効果がきちんとあったことを確認し、その後4ヶ月経過時点でも、なんら問題が無く、しっかりと固定されることを確認した。シェードとアームの間に小さな厚紙をはさんでも可動に問題は起きなかった。

ただし、分解すると、小さな部品(金属片1個、プラ片1個、ネジとワッシャー数点)が出るため、元に直す作業は比較的面倒なので、分解作業に弱い方は安易な分解はお勧めしない。

このように分解ができるならば、厚紙をスペーサーとして、アームとシェードの基部とネジの中間に噛ませるのが、AS-N10AW-Kのシェード垂れ下がり対策として一番確実で見た目も損なわないやり方である。

この製品を購入した方でシェード垂れ下がり対策を行っている方のレビューを見ると、ビニールテープやヒモを使って固定する方が多い様子だ。ビニールテープの場合、見た目も悪く、固定してまうと容易に角度を変えられなくなるのが難点だろう。

AS-N10AW-Kまとめ

さて、このAS-N10AW-Kのシェード垂れ下がり対策によって、シェードは机に対してピタリと平行に向いてくれ、作業をするのになんら問題はなくなった。

オーム電機は名の通った日本の企業で、筆者も信頼を寄せている。だから購入したのだが、今回は少し残念な結果だ。そして、手間はかかったが、シェード垂れ下がり対策による補修が完了し、今は何事もなく使用できているので、筆者としては良しとする。ただ、オーム電機は検品の質を上げていただきたい。

これからこの製品をお買い求めになる方は、このような問題があることを留意していただきたい。したがって、直す自信がある方、直せなくても値段ゆえに妥協できるという方など以外は購入しないほうが無難だ。

そして、ヨドバシで購入するより、アマゾンでの購入をオススメする。ヨドバシは返品ルールが厳しく、必ず返品前にヨドバシ側にメールで連絡が必要だ。アマゾンならボタンひとつで購入者側主体で返品手続きが素早く可能。

そのため、今回は自分で治せるレベルであり、妥協できる価格なので返品は行わず、このまま使用することにした次第だ。

以前、アマゾンで購入したマウスの件で、アマゾンの返品対応がすごく良かったので、余計に今後ヨドバシでの購入はないだろう。

アマゾンで購入したマウスを「使いにくく手が痛い」という理由で返品→全額返金してくれた!


スポンサーリンク