飛び石被害の経緯

車で走行中にすれ違いざま、生協のトラックに飛び石をされました。

「バギンッツ!!」というとんでもない音の割には、ヘコミは5ミリくらいでした。

備忘録として端的にその時の対応を記します。

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警察署員の現場検証を受けて警察に記録をとってもらいました。

飛び石された直後にすぐに相手を停めて、その場で110番通報しました。110番通報に対する備忘録も記録しておきます。

通常、スマートフォンから緊急通報をする場合、サイドキーを押してロック画面が表示された状態でも緊急通報のみは可能ですから、その画面で110番できます。

しかし、やはり焦りからか、わざわざロックを解除して通常の電話をかけるように「1,1,0」と押して110番をしてしまいました。

110番は呼出して約2秒で警察本部通信指令センターにつながり、女性オペレーターが出ました。

出たのが怖そうな男性警察官だったら

「オタクさんねえ、飛び石で110番したら業務妨害になるよアンタ」

と言われると思いましたが、110番の女性警察官のオペレーターは冷静且つ優しさのある声で「あっ飛び石ですね」と言って、すぐさまこちらの場所、通報者名、相手のナンバーなど状況を聞き取りました。

ただ、何度も「詳しい番地はわかりますか?」と聞いてきました。指令台の画面上に当方の位置がすぐさま表示されていると思いましたが、何度も目の前にある店舗名を伝えても、詳しい番地を聞いてきます。

ナビにも詳しい番地までは出ませんし、わかり兼ねていましたが、すぐ近くにバス停があるのに気づき、その停留所名称を伝えたところ、オペレーターはすぐ納得したようです。

ただ、やはり緊急性が無いからなのかパトカーは7分程度でやってきました。警察の対応は運転免許証及び車検証の提示、自分の住所、氏名、電話番号、職業を口頭で申告、事故時の状況の聞き取り調査でした。

「ウチラに何をしてほしいの」

「事故の証明は出せるかどうか本署が判断する」

「じゃあ、ウチら帰っていいかい」

「あとはお互いに連絡先を教えて当人同士でやって」

と吐き捨てるように帰っていくのは10年以上前に受けたもらい物損事故での対応とほぼ同じであり、想定の範囲内でした。

警察が引き上げた直後に生協側の担当者がやってきて保険会社が対応することを伝えられました。

ところが・・・。

保険会社の対応と主張

事故翌日に保険会社共栄火災から連絡があり、現場の調査を行うと伝えられました。その2日目にまた電話がありました。結果としては「飛び石の賠償責任はない」とのことで保険金の支払いは拒否するとのことです。

拒否の根拠として保険会社が主張したものは

「契約者側は十分に速度を落としていた」
「飛び石はどんなに注意していても回避できません。あなたも回避できないと思います」

だそうです(笑)

上記の理由で「賠償責任は一切なく、一切支払いません」というものでした。

事前にネット上で調べた範囲では飛び石で相手の保険会社から、保険金を支払ってくれることはほとんどないと予備知識を得ていたので、ダメもとでの権利主張でしたが、やはり相手側の保険会社は賠償を拒否するということがわかりました。

ただ、保険会社側が電話対応のみで終わらせようとしたため、「賠償しない理由と賠償しないことを明記した書面を送付してほしい」と文面として残る形を要請し、保険会社側から了承を得ました。

なお、保険会社は契約者(生協側)にも「賠償義務はない」と既に伝えたそうです。そのため、相手側に直接賠償を求めた場合、「賠償義務が無いのに払えと言うのは恐喝だ」と主張される恐れもあり、また少額訴訟で請求したとしても、民事賠償請求では原告側が損害に至った経緯を証明するのが基本です。

しかし、飛び石の立証は極めて困難で取れる可能性が極めて低いと思われますので相手側への請求は今回見送りとなりました。

余談ですが、今回、当方の車両と相手側のコープの配送トラック共にドライブレコーダーを装着した車両でした。ドライブレコーダーと言えど、フロントガラスならともかく、サイドドアへの飛び石の瞬間は動画記録が極めて困難と
思われます。

自身の「車両保険」について

今回の飛び石事故直後、110番通報した後に自身の保険会社へも一応連絡を取りました。

当方では自身の自動車保険に「車両保険」をつけていませんから、意味はありませんが、念のためのアドバイスを受けるための連絡でした。

車両保険自体は加入が原則ではありませんが、しかし一般的には飛び石に限らず、自損や事故の際の車の補修については相手側ではなく、自身の自動車保険のオプションである「車両保険」での対応が一番ポピュラーと言えるでしょう。

ただ、車両保険をつけると、保険料が倍以上に跳ね上がるうえ、使うと等級がダウンになる上に翌年度の保険料が大幅にアップします。さらに、何度も使った場合は以後の契約を拒否されたり、極端な場合は他社の保険も加入できなくなるなど大きなデメリットもあります。

そのため、修理に車両保険を使うか、自費にするかこの見極めが一般のユーザーには困難といった理由もあるためか、現在の車両保険加入者数は自動車保険加入者の50パーセント程度となっています。

自腹での板金修理。費用は合計10万円

保険会社からは一切補償がありませんので当然、自費での修理となりました。飛び石のキズ自体は小さなヘコミと掠ったあとでしたのでデントリペアで一万円治度で治るかなと思っていましたが、結局、通常の板金手段となり、塗装もドア全面に対して行いました。

費用は合計10万円ちょっとになりました。

どうせならドア一枚を交換してもよかったかな・・と思いましたが、新品のドアは基本的に未塗装の状態でこれに車のカラーに合わせてディーラーや板金屋さんで塗装するのだそうです。

新品の車のドアは色どころか、ドアノブなどの部品も未装着の状態でそれを一から組み立てるため、どのみち高くなるそうです。

そのため、あらかじめ色の塗ってある中古ドアという手段もあるようですがヤニ臭かったりしたら嫌だったのでやめておきました。

まとめ

今回、飛び石は相手に賠償を求めても全く賠償はされないということがわかり、修理は自己負担となり10万円を超えるかなり大きな出費となりました。

逆に言えば、自分が相手に飛び石をして車にキズを付けたとしても、警察を呼んで「保険会社が対応します」と一言言って、すべて保険会社に対応させれば保険会社が「賠償義務はありません」と突っぱねてくれるので気楽だなと言えるかもしれません。

まったくの余談ですが、後日走行中、警察署交通課の交通事故処理車のサイド(白黒の黒の部分)にも飛び石のへこみが一か所あるのを見つけてしまい、複雑な気持ちを抱いてしまいました。

むしろ「警察車両にも飛び石があってそれを放置してるんだから10万出して直すことも無かったかな・・・。」とも思えました。しかも、この事故処理車、私が道を譲ってあげるとサンキューハザードまで出しました。

もし、私の通報でやってきたのが、あの飛び石あとのある事故処理車だったら・・・・・困惑しますね。

いろいろと複雑です。


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