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図書館で本を借りても本を読まずに大量に積み上げる「積ん読(つんどく)」をやってる方はいらっしゃいませんか?

ツンドクもツンデレも無意味なことはやめましょう。


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「大草原のプレーリードッグ」小原玲×堀田あけみ

撮影は写真家の小原玲氏。その奥さんで作家の堀田あけみが文章。堀田さんは現役の高校生時代に「アイコ16歳」を発表しベストセラーになりましたね。で、動物の写真を撮っている人ならわかると思いますが動物って正面から撮らないとなかなか愛くるしさは伝わらないんですよね。横から撮るとケモノの野生っぽさだけが際立ってしまう。だから私はできるだけ正面から撮ってるんです。猫がお腹の白い毛を見せたところを撮ってる。で、このプレーリードッグは前でも横からでもどっから撮ってもカワイイっていう(笑)ほかのプレーリーとかさなったり丸まったりして忙しそう。緑の草原にぴょこぴょこと皆で立ってるプレーリードッグたちはまるで5月のつくしんぼみたいよ。

「東京のクリームソーダ」片岡義男

説明するまでもなく片岡義男さんは本業が作家でエッセイスト。片岡さんが趣味のカメラで撮った何の変哲もない街中の路上写真集なんだけど、50ミリレンズで切り取られたその妙な気だるい風景になんか惹きつけられる。大衆食堂と思わしき店のガラスケースの中の「コロッケうどん」最近では田舎の路上ですら気軽に写真が撮れませんからね~。ジンケンだプライバシーだ不審者だと煩しくて。子供にカメラを向けたらタイホ。路上写真好きな人にオススメの一冊です。

「菜々ちゃん、すこし休もうか-父と娘の北海道自転車旅行記」
佐古彰彦・菜々子

北海道を自転車で旅した少女「菜々ちゃん」とその父の旅行記。なんといっても菜々ちゃんの描いた絵がカワイイ♪やっぱり子供だから疲れて泣きそうになってふくれる時も。それをお父さんが叱りながら励ましながら最後まで走るんですね。ちょっと感動しました。

「よさこい」武藤郁聡

基本的に祭り好きなので近くの祭りにはヒマだと必ず行って見ている。参加はしないが祭り会場で人々がワオワオやってるとこを写真撮るのが好き。この「よさこい」に掲載されている作品は舞姫たちの表情をアップで追ったもの。熱気が伝わる写真集なんて一言で言い切れるもんじゃない。札幌美人たちの鮮やかな煌きが伝わる爽快な写真集に仕上がっている。あー本当に札幌美人って独特の顔造りしてるよなあって思った。

SASサバイバルハンドブック

SASっていうのはイギリス軍特殊部隊のこと。そういえばSATだかなんだかいう弱小部隊が日本にあったような??それはともかくこれは便利だ。車の中に一冊入れておけば困らないだろう。約440ページにも及ぶサバイバル技術がこと細かく解説されている。キャンプとかアウトドアにも使える本ではあるが本書には川原でアユの串焼きとかバーベキューする家族の写真とか「男の豪快アウトドアクッキング」みたいなメニューも一切無いからそういうのは別のキャンプ本のほうがいいと思う。あと、サバイバルキットに入れるべき粉末飲料はコーヒーではなく紅茶が最高なんだとさ。さすがイギリス人。こういう本は使わないに越したことは無いんですけど。

「蛍雪時代」矢口高雄

基本的に矢口高雄先生の作品を読んでると渓流魚の塩焼きは食べたくなるし、ニホンカモシカの生肉を刺身で酒と一緒に頂きたくなるし、沢の水はフキの葉っぱで作ったコップでゴクゴク飲みたくなるじゃないですか。でも、駄目です。沢の水を生で飲んだり岩魚なんか食べると北海道だと高確率でエキノコックスで死にますし野生動物の生肉もE型肝炎になる可能性があります。とっても怖くて怖くて真似できませんよセンセ~!それはいいんですが子供時代は100点とって図書委員も拝命していた優秀な先生がいかにして無難で平凡な人生「銀行勤め」から脱皮し社会的信用(笑)と決別し浮き草商売のマンガ家に転向し華々しく成功したのか・・・矢口ファンならば絶対に読むべき話がたくさんですよ♪

「機長の一万日」田口美貴夫

日本航空B747の機長が空の上で起きるさまざまな出来事と地上でのオフを軽妙な語り口で紹介する。世界各国見聞は国際線機長の特権だ。

「YS-11物語」エアライナークラブ編

日本の航空史に欠かすことができない戦後日本初の国産飛行機YS-11が日本の空から姿を消してしばらく経つ。空中衝突防止警報装置搭載の義務化により、搭載が困難なYS-11は引退の道しか残されていなかった。今では日本国内の短距離線ではほぼボンバルディアDHC-8になり現役のYS-11を使用しているのは前出の装置の搭載義務が無い自衛隊と海上保安庁くらい。ところがどっこい、海外ではまだまだ現役♪民航各社の歴代YS-11、自衛隊、海保の機体を詳細に紹介。中でも海上自衛隊YS-11「TOMBOY」の密着取材が面白い。なぜ今でもこれほど多くの人が彼女(YS-11)に恋をするのか?本書を読めばわかること請け合い♪YS-11からダッシュ8へ受け継がれる北の翼・・実は私は最近までYS11に関してさほど興味は持ってませんでした。でも、「なぜYS11には熱狂的なファンがいるんだろうか」という疑問だけは持っておりました(笑)2年前に写真専門誌で北海道の空港でYS11を専門に採ってる人が紹介されていてそのときにYS-11がまもなく引退する・・と書かれていました。一番の問題は空中衝突警報装置が装備義務化されこれを装備していないYS11は法的に飛べなくなる・・そして老朽化したYS11を改修して装置をつけるよりは別の機体を導入したほうが、ということで引退が決定されたとのこと。なんか・・可哀想だな。これを作った「日本航空機製造」も今はない。準国産で自分が生まれるずっと前から北海道の空を飛んでいたYS-11。子供のころ頭上を頻繁に飛ぶ飛行機がYS-11だったこと。そして元気に飛んでるときはぜんぜん興味を持てなかったこと・・。いなくなってから初めて寂しいと思いました。

 


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